Policy of Truth

~ただしいことを信条にしたらあかん~

手術は壮絶

当初の3時スタート予定から遅れること30分。開始です。
手術室までは歩いていって、手術開始です。

まずは鎖骨。
肩のあたりから麻酔注射がうたれ次々と足されるたびに感覚が消えていきます。
局所麻酔ですから周りの音はすべて聞こえます。
顔の周りに遮断用の布がかけられたので患部はみえません。見えるのは手術台のまぶしいライトだけでした。
それから手術室内には、自分の心音のモニター音が響いており、時折早くなったり乱れたりしてた…

「じゃ切開するからね。 痛い時には、声だしてね。」
って医師の言葉で始りました。

基本的には手術は日曜大工のような感じで、

  • 電気ドリルの音
  • 骨を削る音
  • ハンマーで叩く音

そこに、不安なことばが次々ときこえてきます。

  • 「あれーこんなふうにいっちゃてるのかー」
  • 「レントゲンじゃわからんなこんなの」
  • 「どうなってるんだこの骨」
  • 「しっかしながい骨折だ」
  • 「固定するしかないなぁ〜」
  • 「こりゃむずかしいなぁ〜」

まずは心配になる事ばっかり
おまけに、痲酔が薄い部分では痛みがはしったり、いきなり右腕が痺れてバァンと跳ね上がったり。
痛みを訴えるとさらに麻酔が追加されて感覚はなくなるのですが、麻酔追加は7回くらいはやったでしょうかね。

結果的に、鎖骨が折れずれてしまっており、かつ折れた一方が二股にさけるようになっていたとのこと。
プレートと6本のねじで固定したそうです。

ここまでで一時間半。
この後に、小指の手術を行いましたが、こっちは麻酔だけが痛んで、それ以外は何ともなかったです。
正直、肩の方で気力がゼロになっていたのかも知れませんね。

あわせて二時間。準備や術後のレントゲンなんかで、終わったのは6時。
二時間半ですか、

流石に帰りは気力もなく、車イスで病室のベットまで、送ってもらいました。
そこには、夕食が置かれてあって、食べる?と聞かれましたが、ありえない。とさげてもらいました。