Policy of Truth

~ただしいことを信条にしたらあかん~

浅田家!

写真家を目指す主人公と家族のファンタジーって感じだな。
抑揚を抑えた演技で多くのエピソードが詰め込まれているので、終始ウルってしてしまいます。
映画の中で泣いてる人がいないので、誰にでもコチラが感情移入してしまえるってことなんだと思います。

実話を元にした映画なんだけど、ファンタジーだと思ったのは、主人公の思いや生活がちゃんと語られていないからだろうな。
写真家を中心とした家族や人の絆を表層的なエピソードでつなぎ合わせた感じで、本当の死とかいうテーマのメッセージがぼやけちゃっている。
見終わった直後の爽快感と、少し時間をおいてからの感想にギャップがあるのはたぶんそのせいなんだと思っています。

まぁ逆に好きなことだけで生きて行ける。っていう勇気がもらえるってことだったりするのかもです。

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