Policy of Truth

~ただしいことを信条にしたらあかん~

インセプション

公開から10年経って初めてIMAXで観賞しました。
見始めたら、えっ?これ吹き替え?マジ!失敗した〜と思ったけど
すぐに日本を舞台にしたシーンだってことで字幕版とわかって安心しました。

ストーリーの前半は、オーシャンズ的に人が集まっていく感じでとてもワクワクするし
それ以降も難しい世界観を理解するためのルール・構造・形式が解き明かされていく仕掛けで
148分をちっとも長く感じさせない内容でした。

脚本のアイディアはもちろん素晴らしいのですが、みたこともない斬新な映像にはこれが10年前?
と思わせるほどに驚かせられたし、なにより第5階層のビルの廃墟の島の映像はほんとうに美しかった。

個人的に境界の曖昧さをテーマにしてると思ってるノーラン監督の、アプローチの一つが観賞できたので
なんだかルーツ的なものがわかって良かったと思ってます。

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