Policy of Truth

~ただしいことを信条にしたらあかん~

探偵はBARにいる3

パート3ということで、今までのお約束事を軽快に見せてくれます。
その点では期待通りの出来でした。

途中のアクションでスローモーションを入れながら見せるという効果があったのだけれど、あれは逆効果でした。
急に作品のテイストが変わったような感じで、違和感がありました。それ以外の格闘シーンは今まで通りだったのにね。
役者の技量をごまかすためのようにも取れたので残念。

気になったのはここだけ。
後のストーリーは素晴らしかったです。
冬の札幌。北川景子という女優。という設定を含めてよかった。
人間の物悲しいドラマというのがやっぱりこの作品の魅力なんだと思いますが、その点ではシリーズで一番よかった。

スタッフロールの最後に短いエピソードがあるんですが、見逃さないようにしましょう。
それ込みで、感情の揺らぎがちょうどよくなる感じ。

個人の勝手な雪の街の、寂しさや切なさという思いに共鳴した作品でした…
あぁススキノ行きたい…

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