1981年(昭和56年)の製作です。初めて見ました。
もう今は無き昭和ですね。
八代亜紀の『舟唄』はある程度いい歌だとは認知していましたが
実は多くの人は当時のこの映画のシーンを思い描きながら、感情移入してるのかも…
そう思ったら、この唄の情景が何倍にも広がりますものね。
これはもったいないことです。
内容については、サスペンス風な部分もありますが出来はよくないです。
それよりも女と男の物語のほうが良くできていたと思います。
厳しい冬の季節と、そこに住む人間の孤独みたいなのが十分に伝わって
そういえば、あんまりこういうの、日本映画にもないな~って思って
希少な感情を揺さぶる映画なんだと思います。