Policy of Truth

~ただしいことを信条にしたらあかん~

モヒカン故郷に帰る

本当にただの日常とちょっとした出来事の現実。
このあたりのバランスがユルユルで、そこが監督の持ち味なんでしょう。
出演者はどれも良い味を出しているので、演出がいちいち上手く効いています。

見終わった後に感情がとてもフラットな感じで何もないんだけど、ほんの少し幸せ。
こんな微妙な心の動きを計算で作っているとしたら、本当にすごいことだ。

日本映画として求めていることはこんなことだったりするのかもですね。

f:id:msz-x:20160413115213j:plain