Policy of Truth

~ただしいことを信条にしたらあかん~

予告犯

インターネット上に、新聞紙製の頭巾にTシャツの男(生田斗真)が登場する動画が投稿され始める。彼は動画の中で、集団食中毒を起こしながらも誠意を見せない食品加工会社への放火を予告する。警視庁サイバー犯罪対策課の捜査官・吉野絵里香(戸田恵梨香)が捜査に着手するが、彼の予告通りに食品加工会社の工場に火が放たれる。それを契機に、予告犯=シンブンシによる予告動画の投稿とその内容の実行が繰り返される。やがて模倣犯が出没し、政治家殺害予告までもが飛び出すようになる。

とにかく音楽がかっこいいです。
ソリッドな感じと予告犯の声明と緊張感があいまって、全体の雰囲気を引き締めています。
後半には、本当の予告犯の目的が徐々にわかっていってクライマックス。

個人的には「頑張れるだけ幸せ」って言葉が残ってて…
捜査官の戸田恵梨香と、シンブンシの生田斗真の役の二人の紙一重なコントラストが印象的で、重いです。
社会がリベンジを許さないという感じもよくわかりますしね~

それから、最後にちょっとした芝居でみんなが救われる的な描き方がされてるんですが…
まぁ個人的には人一人殺してますのでねぇ~
と微妙な気まずさが残ったのは確かですね。

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